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残存する森林の伐採:ドラックス社のペレット工場はブリティッシュコロンビア 州の最も希少な老齢林から丸太を調達している

Jun 25, 2024 | Logging, Pellets, Primary forest

ドラックス・グループ(ドラックス社) は、英国を拠点と
する企業であり、世界最大のバイオマス発電所を運営して
いるほか、エンビバ社に次いで世界第2 位の木質ペレット
生産量を有する。同社は、英国内のドラックス発電所で自
社生産の木質ペレットを燃料として使用し、また主に日本
の企業に木質ペレットを販売している。
 
ドラックス社は、2021 年にカナダのブリティッシュコロン
ビア(BC) 州最大の木質ペレット生産企業であるピナク
ル・リニューアブル・エナジー社を買収し、現在同州に7
つのペレット工場を保有している。同社のBC 州のペレッ
ト工場は、2021 年に130 万トンを超える木質ペレットを
生産しており1、カナダの木質ペレット総生産量の約40 %
を占めている。ドラックス社は、BC 州の森林や森林産業か
ら原料を調達しており、同州での事業活動は「持続可能」
であると主張している。
 
本分析は、BC 州中北部に焦点を当てている。同地域では、
ドラックス社のペレット工場に供給される原料は、伐採現
場から直接搬入されるか、あるいは近隣の製材所からの副
産物として搬入されており、すべて原生林から産出された
ものである。BC 州で行われている商業伐採のほとんどは、
原生林で行われている。
 
 

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TAGS: drax | Japan | old growth | pellets